配合技術
使用用途に合った要望にお応えするために、防炎性、耐候性など様々な性能をテントシートやメッシュ、幌などに付与する方法の一つが配合技術です。機能性、コストパフォーマンスなどを加味して選ばれた高分子材料に新たな資材を加えることで様々な性能を生み出しています。
平岡織染は、長年にわたる研究・開発実績から独自の配合技術を構築しています。
高分子材料
熱可塑性樹脂
熱を加えることで流動性を示し、冷却すると固化する樹脂の総称。
主な高分子材料 | 汎用性 | コスト | 防炎 | ウェルダー性 | ヒートシール性 |
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軟質ポリ塩化ビニル | ◎ | 安価 | ○ | ○ | ○ |
ポリウレタン | ○ | 高価 | △ | ○ | ○ |
EVA | ◎ | 安価 | × | ○ | ○ |
軟質オレフィン系高分子 | △ | やや高価 | × | × | ○ |
シリコン樹脂 | △ | 高価 | ○ | × | × |
フッ素系樹脂 | △ | かなり高価 | ○ | × | ○ |
熱硬化性樹脂
熱を加えることで硬化します。