Sustainability
サステナビリティの取り組み

サステナビリティ

平岡織染では、日々の事業活動の中で持続可能な発展を目指し、環境・社会・経済の諸問題の改善・解決に貢献しています。ここでは、平岡織染が行っている「SDGs17の目標」に対応した取り組みをはじめ、サステナビリティに関する様々な取り組みを紹介します。

環境

長持ちさせることが最大のエコロジー

製品を長く有効に使えれば、リユースやリサイクルなどでの新たなエネルギーの投入・消費が抑えられるため、耐久性を高めることこそが最大のエコロジーともいえます。平岡織染では、長期間高い強度をキープできる製品開発など、さらなる研究に日々取り組んでいます。

二酸化炭素抑制による省エネへの貢献

地球温暖化対策には温室効果ガス、とりわけ二酸化炭素排出量の削減が重要です。平岡織染の遮熱膜材を使用した建造物では、太陽から降り注ぐ赤外線を反射し、夏場の室内温度を5~7℃下げる効果があり、使用するエアコンへの負荷を減らすことで二酸化炭素の抑制に貢献しています。

省資源化による地球環境への負荷低減

国が定めた資源生産性の向上に向け、平岡織染では有機系溶剤使用量のミニマム化の他、草加工場にコージェネレーションシステムを導入し、昼間の商用電力消費を抑え、廃熱をボイラーや温水に利用するなどの省資源化への取り組みを通じて地球環境への負荷低減に繋げています。

未来へつなぐリサイクルへの取り組み

「埋めない」「燃やさない」ケミカルリサイクル

平岡織染では産業廃棄物の埋め立て処分を少しでも減らすためにケミカルリサイクルを行っています。協力会社のご協力のもと製鋼副資材に加工された廃材は、その後製鉄所で熱分解され、土壌改良剤、肥料、コンクリート骨材、鉄製品の原料や炉の燃料ガスなどに有効活用されています。

「熱エネルギーを有効活用する」サーマルリサイクル

工場の最終工程で出た廃棄物(オレフィン耳紐)を燃料として発電供給に役立てます。燃焼させることで体積を大幅に減らし、化石燃料の消費量を抑制、化石燃料発電に比べCO2排出量が少なく、地球温暖化対策に貢献しています。

「使用済資材を再生プラスチック原料へ」マテリアルリサイクル

工場の加工中に出た資材使用済みPP容器、PE袋を原材料に戻し、再生プラスチック原料としています。資源の有効活用と環境負荷の低減を目的とし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めております。

社会

環境教育支援

地域児童を対象に環境教育を目的としたワークショップを行う企業様に当社製品の端材を教材として提供しました。このような社会貢献活動を通じて、次世代の環境保護に対する意識向上に貢献しています。

地域採用

草加事業所では地域採用を行っています。
毎年周辺高校へ訪問して関係性を築き、地元で就職を志望する学生を積極的に受け入れています。直近で卒業生のいる高校から要望がある場合は、仕事や試験等の経験を後輩に伝える進路懇親会に社員を派遣しています。また、高校生の工場見学や周辺中学校の職場見学を受け入れることで、地域のキャリア教育にも貢献しています。

経営

健康経営の推進

健康優良企業「銀の認定」は、職場の健康づくりに関して、定められた項目に積極的に取り組み、一定の評価を得た企業が取得できるものです。
平岡織染では、普段の食事で工夫できる栄養バランスメニューの紹介や、職場でできる簡単なストレッチ、喫煙の身体への影響など健康情報の発信を毎月行い、健康への意識向上に取り組んでいます。また、血管年齢・握力測定会の実施やWEBウォーキング大会への参加促進などを行い、楽しみながら健康を考える機会を提供しています。

安全衛生

50名を超える事業所では、安全衛生委員会を設置しています。
委員会では、長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進はもちろん、感染症の予防や職場のリスク、万一災害が起きた場合はその原因と再発防止策を社員へ共有しています。また、産業医による職場巡視、安全パトロール、リスクアセスメントを実施し、職場環境の改善を行っています

教育・研修

平岡織染では、階層や部門などのステージや目的に応じて、「新入社員研修」「フォローアップ研修」「新任管理職研修」「QC問題解決研修」といった様々な社内研修カリキュラムが年間を通じて行われています。研修は、必要に応じ外部講師を招聘して行っており、これら各種研修カリキュラムにより、無理なく職務に必要な知識や能力を伸ばすことができます。

SDGs

2 飢餓をゼロに

飢餓をゼロに

飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を実現し、持続可能な農業を推進する

グリーンハウス専用膜材を開発し、世界的に有名なテントメーカーに納入することを通じて、世界中で農業生産性を向上させるグリーンハウスの普及を支えています。

3 すべての人に健康と福祉を

すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

化学物質使用量の把握と削減に取り組んでいます。
燃料油、溶剤、塗料等の揮発を防止する等、VOCの排出抑制に取り組んでいます。
化学物質の安全性に関する情報伝達のため、化学物質安全データシートで管理しています。
化学物質排出移動量届出制度に基づく取り組みを行っています。
大気汚染の少ないプロセスや都市ガス燃料を採用しています。
ばい煙等の監視及び測定や排気処理設備の点検を定期的に行う等、適正に管理しています。
騒音・振動・悪臭の防止に取り組んでいます。

5 ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

セクシャルハラスメント・パワーハラスメントなどの人権侵害を予防するための社員教育を行っています。
従業員、またはその家族の妊娠・出産・育児・介護・看護、その他健康状態に配慮した労働環境を整備しています。

6 安全な水とトイレを世界中に

安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

水質汚濁の少ないプロセスや機器を採用しています。
排水処理装置を適切に設置し、排水等の監視及び測定や排水処理設備の点検を定期的に行い、適正に管理しています。

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

エネルギー使用量を把握・報告し、削減に取り組んでいます。
空調機については、フィルターの定期的な清掃、交換を行う等、適正に管理しています。
照明器具については、LED蛍光灯等の省エネルギー型に切り替えるようにしています。
ガス・コージェネレーションシステムを導入することにより昼夜の電源の平滑化を図りエネルギー効率を改善しています。

8 働きがいも経済成長も

働きがいも経済成長も

すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する

発展途上国含め、すべての人の働く権利を守って安全に安心して仕事ができる環境を作っています。

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る

製品の同一機能に対して資源使用量のミニマム化を指向しています。
製品の長寿命化を指向しています。
産学官連携を行っております。

11 住み続けられるまちづくりを

住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

産業廃棄物最終処分量、発生量の削減に取り組んでいます。
化学物質使用料の把握と削減に取り組んでいます。
燃料油、溶剤、塗料等の揮発を防止する等、VOCの排出抑制に取り組んでいます。
化学物質の安全性に関する情報伝達のため、化学物質安全データシートで管理しています。
化学物質排出移動量届出制度に基づく取り組みを行っています。
大気汚染の少ないプロセスや都市ガス燃料を採用しています。
ばい煙等の監視及び測定や排気処理設備の点検を定期的に行う等、適正に管理しています。
騒音・振動・悪臭の防止に取り組んでいます。

12 つくる責任つかう責任

つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

廃棄物排出量及び廃棄物最終処分量を把握し、削減に取り組んでいます。
品質劣化等のよる不良在庫を減らすため、在庫数量の適正化に取り組んでいます。
紙、金属管、ガラスびん、プラスチック、電池等について、分別回収ボックスの適正配置により、ごみの分別を徹底しています。
溶剤回収システムを導入し大気への放出を最小限に抑えています。
製品のライフサイクル長寿化に常に取り組んでおり、廃棄物の削減を図っています。

13 気候変動に具体的な対策を

気候変動に具体的な対策を

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

特定フロンの回収、適正処理を行っています。
温室効果ガス排出量を把握し、環境負荷の削減に取り組んでいます。
資材購入の際には、できるだけHFC(ハイドロフルオロカーボン)、PFC(パーフルオロカーボン)、SG6(六フッ化硫黄)などを使用していない製品を選ぶように配慮しています。
遮熱効果のあるクールマックスシリーズを商品化し、気候変動対策へ貢献しています。
災害に遭遇した場合でも事業を復旧し、継続するための計画や準備に取り組んでいます。

14 海の豊かさを守ろう

海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

魚介類の養殖用に無毒ターポリンを提供しています。
栽培漁業に使用される膜材を提供しています。

17 パートナーシップで目標を達成しよう

パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

廃棄していた生産端材をリサイクル業者とのパートナーシップにより再利用、
さらに異業種連携により新たな製品として生まれ変わらせるアップサイクルへの取り組み、
官民連携により地域の子供たちへの環境教育支援を実施しています。